
海外旅行はヨーロッパしか行かないと決めていたのに今回はなぜか台北。でもこれには理由があります。それは台北の圓山大飯店(グランドホテル)の金龍に会いに行くと言うことです。
この圓山大飯店はもともとは日本統治時代には台湾神社があったところ。そこには銅製の龍神が鎮座していました。戦火の中、神社は消失しましたが、唯一銅製の龍神だけは残りました。そこにホテルを建てたのが圓山大飯店です。1980年代には純金に施し金龍になりました。このホテルは超ゴージャス。外国の要人も宿泊する歴史的建造物です。
夕方に台北に着いて、ホテルに。部屋からは川と夕日と台北市内が一望できる素晴らしい景色の部屋。その後、まずは会いたかった金龍とご対面。台湾の龍神とは異なる日本の優しい眼をした龍神がそこにはいました。

さあ、台湾といえば夜市。最も大きい士林夜市が近いので、夕食はそこへ。
夜市はレトロな雰囲気満載。人混みの中、屋台が軒を連ねる人気スポットです。夜市の地下、美食街に降りると飲食店のすごい熱気。一番賑わっているお店に入ったら、美味し〜い!こうして台北1日めの夜は過ぎていきました。






台北2日めは市内バス観光。ホテルを8時に出発して、まずは行天宮へ。台湾は信心深いお国柄なので朝から参拝客で賑わっていました。次は忠廟祠の衛兵交代を見学。若いイケメン精鋭兵による一糸乱れぬ儀式は見応えありました。
その後は蒋介石の顕彰施設である中正記念堂。とにかく広〜い!東京ドーム5個分という広さです。







九份は台湾の人気スポット。千と千尋の神隠しの舞台とも言われています。
九份は以前は金が採掘された場所。今は金は採れませんが斜面にへばりついたお茶屋さんとか土産物屋さんとか、レトロな雰囲気満載でした。
帰り道にまたまた銀河観光夜市ヘ。入口にお寺があって夜市とともにスゴく賑わっていました。2日めも元気に観光しました。
いよいよ台北旅行も最終日。この日は1日フリー。
参拝の前にガイドブックで調べておいた湯麺の店、両喜号ヘ。トロミのついたイカのスープが絶品!お店の皆さん笑顔が素敵でした。
龍山寺は台湾の人々の信仰を集める古刹で、大勢の参拝客で溢れかえっていました。
参拝のあとは、徒歩で総統府目指して歩きましたが、35℃。もあるので暑くて暑くて。途中でMRTに乗って、今度は現代の人気スポット、台北101へ。このビルは台湾で1番高い建物。個性的な形は縁起が良いとされる竹がモチーフとのこと。中はハイブランドが目白押し。東京の日比谷ヒルズのようでした。
少し時間が余ったので、近くの中正記念堂ヘ。ここは孫文の功績を記念した大きな建物。ここでも衛兵交代をやっていました。巨大な銅像は台湾人の好みでしょうか。
そうこうしているうちに飛行機の時間が迫って来ました。桃園空港まではMRTの急行で30分くらいでした。台北。龍神に会いに行く旅。楽しい旅行でした。