2011年7月のロンドン”なんちゃって”買い付け旅行レポート。まだGallery Miko-Nonnoがなかった頃に「よし!ロンドンに買い付けに行こう!」と夫婦で6日間の旅に行きました。当時は知識も十分ではなく、結局、観光&みやげ物ツアーに終わりましたが、それでも、あの旅の感動や反省が現在のGallery Miko-Nonno につながっています。
(その1)はこちら:「ビクトリア&アルバート~ポートベロー」
(その2)はこちら:「ロンドン市内観光」
(その3)はこちら:「コッツウォルズ」
(その4)はこちら:「ジュビリーマーケット」
(その5)はこちら:「大英博物館」
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■5日目
「ロンドン”なんちゃって”買い付け旅行」も終わりに近づきました。
この日の当初スケジュールだと、大英博物館は時間的にムリと思っていたのですが、ロンドン市内の移動もかなり慣れてきたので、午前中にまず大英博物館に行き、その後V&A博物館の隣の自然史博物館に行って、最後にV&A博物館をもう一度楽しむというコースに決定。
大英博物館はホテル(イビス・アールズコート)から74番バスでアールズコート駅に行き、アールズコートからは地下鉄ピカデリーLINEで1本。しかしアールズコート駅のポスターに大英博物館の最寄り駅トッテナム・コート・ロード駅が工事中とあったため、レスタースクェアで下車し徒歩で大英博物館へ向かいました(15分くらい)。途中、チャイナ・タウンとかもあって観光がてらブラブラ。
さて、大英博物館は10時開館。10時前でも館内のホールには入れますが展示室は10時からなので観光客が入口のドアに並んでいました。
大英博物館は真剣に観ると何日もかかりますが、私たちは時間の関係で「ロゼッタ・ストーン」「パルテノン神殿の破風彫刻」「ラムセス2世の胸像」「人面有翼牡牛像」「ミイラ」を見るだけ。それよりも早くV&A博物館に行きたいと思っていました。
ということで、そそくさと大英博物館を後に。
帰りはラッセルスクエアから地下鉄ピカデリーLINEでサウスケンジントン駅へ行き、まず恐竜の骨を見ようと自然史博物館に。ところが、夏休みのせいか平日にもかかわらず長~い列!案内板には45分待ちの文字。並んだ割には恐竜の骨は上野の博物館とほとんど同じだったので、さっさと出て、V&A博物館へ。
ロンドン初日の夜に来たときとは、また違った意味で新鮮に見ることができました。また前回閉鎖されていたBritishコーナーに入ってみると、見たかったドレスやウイリアム・モリスの家具や壁紙があって、来た甲斐がありました。
■ヒースロー空港
これで思い残すことはありません。一路、ヒースロー空港に向かいます。
オイスター・カード(ロンドンのSUICAのようなもの)は朝、地下鉄に乗る前に£9くらいあって、サウスケンジントン駅に着いたときには£7。これでヒースロー空港までたどり着けるかなあ?
何でも、ロンドンの地下鉄には精算という仕組みがなく、もし着駅で残額が足りないと£50の罰金を要求されると聴いていたので緊張しました。もうポンドは持っていないし、最悪の場合、円でも払えるかなあ!
ホテルをチェックアウトしたときに荷物を預けておいたので、サウスケンジントンからバスでホテルまで戻り、荷物を受け取り、再びバスでアールズコートへ。
アールズコート駅では駅員さんに”We are going to airport. I have £5 on this Oyster Card. Can I go to airport with this card?” とあらかじめ考えた英語で尋ねると”Off course!” これで安心。空港まではピカデリーLINEで一本。しかし地下鉄でヒースロー空港に向かうときは行き先が空港でないものがあるので注意が必要です。
空港まではアールズコート駅から地下鉄で約40分。空港で改札を出たところで最後にオイスター・カードの残額確認をしたところ、£3.9でした。ぎりぎりセーフ!使い切りました。
帰りの便はANAのNH202便。19:30のフライト。3時間前に空港に到着すれば大丈夫と思っていましたが、到着したのはもっと早くて16:00。チェックイン・カウンターはまだ開いていなくて、私たちは2番目に並びました。
待っている間に日本人スタッフがいるカウンターで尋ねました。「私たちのツアー(といっても航空券+ホテルのみ)は帰りのANAの座席を予約するのは24時間前からしかできないと日本でHISから言われ、おかげで旅先でインターネットカフェに飛び込んで、何とか夫婦横並びで確保できました。なぜ、もっと前から予約できないですか?」
答えは、航空券は360日前から発売しているので、通常は360日前からチェック・イン可能とのことでした。またツアーや航空券によって3日前とか24時間前とか(つまり価格によって)になるそうで、観光旅行ではなく買い付けの旅と割り切って申し込んだ私たちのHISツアーは安かったといういうことですね。
でもおかげでオイスターカードを使った地下鉄やバスの乗り方や、インターネットカフェでのフライトの座席予約とか、いろいろ詳しくなりました。ちなみに、ホテルにもビジネススペースがあって、インターネットが利用できますが、印刷サービスを行っていなかったため、予約したQRコードの印刷をするためにインターネットカフェに行きました。
■一路、日本へ
NH202便は予定より5分早く離陸。座席は大騒ぎして予約したおかげで2人掛けの独立した席でした。
機内では映画は「武士の家計簿」「ブーリン家の姉妹」を観ました。武士の家計簿はあまり好きではありませんが、「ブーリン家の姉妹」はヘンリー8世に嫁ぐブーリン家の策略というのが、まさに私たちの旅行とマッチしていて、とても楽しかったです。
映画で時間を忘れ、またさすがに疲れてグッスリ眠り、気がついたら成田に到着していました。約10時間のフライトがとても短く感じました。機内食はサケのムニエルをいただきました。
■6日目
■成田空港へ到着
成田に到着後、入国審査はとてもスムーズ。今回は買い付けというほど買わなかったので、税関への申告もなく5分で完了しました。荷物の受け取りのほうは、チェック・インが2番だったせいか、なかなかターンテーブルに廻ってきませんでした。
成田空港から京成スカイライナーに乗るのですが、おっと忘れちゃならない!成田空港のAUカウンターに携帯電話を返却しなければなりません。
2011年はまだスマホが普及していないくて、また使っていた携帯(ガラケー)がイギリスで使えなかったため、わざわざ空港で借りました。
返却の際に、ロンドンのホテルでコンセントのアダプターが合わなかったことを言うと、「そうなんですよねぇ。時々言われるんですよ。でも思いっきり差し込めば入るみたいですよ。」とのこと。こりゃぁ、AUはダメだ!
スカイライナーで日暮里まで来ると、いつもの暑い日本の夏。ロンドンは夏といっても涼しかったので久々の日本の夏は暑かったです。短かった6日間の「ロンドン”なんちゃって”買い付け旅行。
ビスクドールのインスピレーションのために、またネット・アンティーク・ショップ開設のために、アンティーク・マーケットに焦点を絞ってロンドン旅行を決意しました。いろんな経験をし特にトラブルもなく、楽しい旅行でした。
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